(あしあと その279・清田区の1・美しが丘の1)
北広島市と清田区美しが丘の境界付近にある三里塚神社。国道36号に面して第一鳥居がありますが、社殿はそこから250メートルほど奥に入った住宅街の中にあります。
神社の境内は市道から少し高い位置にあり、階段を数段上って鳥居をくぐったすぐ右手に「馬頭観世音」碑が建っています。碑面には大きく「馬頭觀世音」と刻まれており、碑の上部に太いしめ縄がかけられています。
碑の背面には、「昭和廿九年九月十日 里塚部落」と刻まれています。
三里塚の地名は、札幌の中心部から3里(約12キロメートル)ほどの場所に位置していたことから名づけられました。明治8年ころに開拓が始まり、昭和19年の字名改正で里塚(さとづか)と改められて現在に至りますが、「三里塚」という名称は現在も神社や小学校に残されています。
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