(あしあと その843・北区の90・北海道大学の14)
北海道大学の理学部がある敷地の西側に、「小麦研究記念碑」が置かれています。
記念碑は、三角形の頂点に御影石でできた円柱が置かれ、その中心に「小麦研究記念碑 1976」と平面に刻まれた一回り大きめの円柱が配置された形状になっています。
記念碑の手前には金属板でできた副碑が置かれていて、そこには
「ここは木原均博士が小麦の研究を開始した地点である。
北海道大学創基百年に際して同門相この記念碑を建立した。 昭和51年9月15日
北海道大学の農場には、札幌農学校時代から麦類の種ならびに品種が多数集められてあった。坂村徹博士(1918)はこれらについて研究しはじめて小麦の正しい染色体数を明らかにした。ひきつづき木原均博士(1919)は小麦種間雑種の細胞遺伝学的研究を行い、この領域に新しい時代を画した。」
と刻まれています。
碑の脇には説明板が立てられており、そこには石碑の写真とともに
「小麦研究記念碑
北海道大学の農場には、札幌農学校時代から麦類の種ならびに品種が多数集められてあった。坂村徹博士はこれらについて研究し、はじめて小麦の正しい染色体数を明らかにした。ひきつづき木原均博士は、小麦種間雑種の細胞遺伝学的研究を行い、この領域に新しい時代を画した。
ここは、木原均博士が小麦の研究を開始した地点であり、北海道大学創基百年に際して同門相この記念碑を建立した。 昭和51年(1976年)建立」
と、副碑と同様の文面が記されています。
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