「開校百年」碑。

(あしあと その887・北区の108・篠路の27)

篠路小学校の校舎の東側に、白御影でできた石碑が置かれています。

この碑は「開校百年」碑です。碑面には「開校百年」と刻まれた黒御影の石板がはめ込まれています。

碑の左側面には、「題字 札幌市長 板垣武四」と刻まれています。

碑の背面には、

「明治五年十一月(一八七ニ年)開拓の先人が私財を拠出して篠路教育所を設立し子弟の教育にあたる これが本校の嚆矢である 風雪に耐えて開拓の鍬を振る 将来の発展に望みをかけ 子弟の教育をひたすら願う先人の遺徳が源泉となり ここに一世紀 この学舎に学ぶ教え子に輝かしい匈奴を作り 社会の第一線に大きな功績を残した

今茲に開校百年を迎え 〇〇〇並に学校にゆかりある〇挙げてこれを記念し この碑を建立する

師弟の恩愛堅く結ばれ 郷土篠路を愛し 母校を愛する情を一層深くして さらに二世紀に向かい歩むことを期す

昭和四十六年十一月十日 篠路小学校開校百年記念祝賀協賛会 碑文 塚本浩次郎」

と刻まれています。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(東部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000