(あしあと その272・北区の16・篠路の11)
十軒神社の鳥居の左わきには、「十軒開基百二十年」碑に似た一回り小さな碑がありますが、それが「大萱生家開拓記念碑」です。
白御影石の台座に乗せられた黒御影石でできた石板の碑面には、
「大萱生家の由緒
出身地 盛岡市大ケ生
藤原秀郷流相州河村城主河村山城権守秀高四男秀清源頼朝奥州合戦に出陣功有岩手県紫波郡外領有末裔大萱生玄蕃秀重が始祖明治十四年六月十六日南部盛岡藩士秀行開拓を決意当地に移住以来秀治・秀弥遺志を継ぎここに百二十周年を記念し建立する
平成十三年六月十六日 (6名氏名)」
と刻まれています。
この碑はまだ新しいもので、由緒書きによると、十軒に最初に入植した10人の南部藩士に遅れること10年後に、岩手県から開拓を決意してやってきた大萱生家のご先祖の功績を記念して、その子孫の一族によって建てられた碑のようです。
0コメント