(あしあと その423・北区の37・屯田の6)
江南神社の西側の通りを挟んだ地域の一角に、石碑が集められた広場があります。
広場の入り口に黒御影石でできた石板があり、それには「屯田開拓顕彰広場」と刻まれています。
広場の出入り口を入ってすぐ右手にある石碑が、「屯田兵第一大隊第四中隊本部跡」碑です。白御影石でできた碑の碑面に、大きく「屯田兵第一大隊第四中隊本部跡」と刻まれています。
碑の背面には「屯田開基百年記念協賛会特別事業委員会 昭和六十三年七月十五日」と刻まれています。
広場の中に建てられた説明板には、
「「屯田兵第一大隊第四中隊本部跡」の碑
屯田はかつて篠路兵村といわれ、兵藉は屯田兵第一大隊第四中隊にあった。この碑の建立地には第四中隊本部が建ち、北側一円一万坪(3.3ヘクタール)が練兵場となっていた。屯田開基百年記念事業協賛会が昭和63年(1988年)の入植百年を機に、中隊本部の建っていた地点を明確にしておくために建立した。」
と記されています。
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