「豊平墓地移転記念碑」。

(あしあと その607・清田区の7・里塚の2)

里塚霊園内の奥まった一角にある「豊平墓地移転記念碑」。

白御影石の台座の上に置かれた黒御影石でできた碑の碑面には、「豊平墓地移転記念碑」と刻まれています。

碑の背面には、

「北の都さっぽろを拓きまちづくりを進めた多くの先人たちが眠る豊平墓地は 100年余の歳月が流れた今日 地域の目覚ましい発展と都市計画の推移に伴い聖地としての尊厳を損なわれるに至った

このことから 札幌市は墓主の総意と豊平墓地移転委員会の協力により8年を費やしてこの地里塚霊園に移転改葬を行った

ここに諸霊の冥福を祈り 記念の碑を建立する

昭和62年11月 札幌市長 板垣武四」

と刻まれています。

豊平墓地の跡地にも記念のモニュメントが建てられています。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(東部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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