(あしあと その608・清田区の8・里塚の3)
里塚霊園の奥まった一角にひっそりと建つ「白石中央墓地移転記念碑」です。
白御影石でできた石柱の正面には、「白石中央墓地移転記念碑」と刻まれています。
黒御影石と組み合わされた形状の碑面には、
「新天地開拓の念に燃え、前人未踏の白石の地を築いた仙台白石藩士の霊を祀るため、開拓地の一遇を永眠の地と定めた。
以来100年、この地は白石中央墓地として諸霊を祀ってきたが、地域の目覚ましい発展に伴い、霊地としての尊厳を脅かすに至ったことから墓主各位をはじめ、白石中央墓地移転期成会の協力を得て昭和47年11月当里塚霊園に移転改葬したものである。
ここに、これを記念し碑を建立する。
昭和47年11月19日 札幌市長 板垣武四」
と刻まれています。
改葬前の白石中央墓地があった場所には、跡地の碑が残されています。
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