(あしあと その620・厚別区の23・厚別の18)
信濃神社の社殿に向かって左手前に、白御影石でできた大きな石碑が建てられています。この碑は、「信濃神社御鎮座百年記念碑」です。
碑面には大きく「信濃神社御鎮座百年記念碑」と刻まれ、その左わきに「文部大臣 町村信孝書」と添えられています。
碑の背面には、
「碑文
明治三十年 長野県諏訪大社より、出身者河西由造等先人によって、開拓の守神・心の拠所として、厚別の地に奉遷されてよりこのかた、御鎮座百年を迎えた。
一世紀に亘り、祭祀の厳修神社の護持に、神明奉仕の至誠を捧げて来た、先人の万古不易として、ゆるぎなき精神・伝統の継承を担うべく、この佳節にあたり、有志・氏子一同参集所建設と併せ、記念の碑を建立する。
平成十年九月吉日」
と刻まれています。
台座の背面には、黒御影石でできた石板がはめ込まれており、それには「信濃神社御鎮座百年記念事業奉賛会役員」として、奉賛会会長以下の役員等の氏名が刻まれています。
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