(あしあと その631・豊平区の73・平岸の17)
天神山の麓を走る国道453号沿いに、鬱蒼とした林が残されている地区があります。北海道最古と言われ、毎年きれいな花を咲かせる天神藤の入り口に当たるその一角に、小さな祠が建てられています。
天神藤への通路を少し入った左手に、しめ縄を飾った小さな木製の鳥居が見えてきます。
鳥居をくぐって奥まで進むと小さな祠が見えてきますが、これが「若松龍神」の祠です。
リンゴの産地として栄えた平岸ですが、その栽培には多くの苦労が伴いました。その一つに水不足があり、農家の人々は龍神様を祀って豊作を祈願しました。
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