(あしあと その665・東区の19・本町の3)
豊平川に架かる環状北大橋は環状通が走っています。その東区側から南方向に向かって堤防沿いを見下ろすと、豊平川の河川敷から反対側の水門の近くに石碑が立っているのが見えます。
近くまで行くと、それが白御影石でできた石柱様のものだとわかります。
碑は豊平川方向を背にして西向きに建てられており、碑面には「雁来墓地跡」と刻まれています。
碑の背面には「昭和五十年十一月九日 建立 札幌開発建設部 札幌市」と刻まれています。
雁来墓地は、この碑が建てられた北側の河川敷に広がっていましたが、昭和50年の国道275号の拡張工事に伴って里塚霊園に全面改葬されました。現在の里塚霊園には、「雁来墓地移転記念碑」があります。
0コメント