(あしあと その812・豊平区の96・西岡の6)
五輪通を澄川から西岡に向かって進んで行き、望月寒川を越える陸橋を渡った左手に、北海道八十八か所霊場の第八十四番札所である妙法山別格本山観照寺があります。その本殿の裏側に回り込むようにして市道を下りていくと、本殿の下側に薬師堂があり、その手前に馬頭観音が祀られた小屋があります。
小屋の中には3基の石像が並んでおり、向かって一番右に、台座に「馬頭観音」と刻まれた三面六臂の小さな石像が置かれています。
中央には、背に迦楼羅炎を象った三面六臂の石像が置かれ、中央の面の頭部が馬の顔になっていることから、これも「馬頭観音」であることが分かります。
一番左側にあるのは、3基の中で最も大きな石像で、台座の正面に「馬頭観世音」と刻まれています。
この像の台座には、右側面に「発起人名順位」として13人の氏名が刻まれ、左側面には「特殊寄附者順位」として10人の氏名が刻まれています。
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