(あしあと その813・豊平区の97・西岡の7)
西岡公園の散策路を歩いていくと、その奥にかつて水瓶として整備された西岡水源池が見えてきますが、池畔の小高い丘に向かって階段があり、その中腹に小さな祠があるのが見えてきます。
小祠の横には説明板が立てられていて、そこには
「不動明王
西岡水源池の堤防を守るために祭られ、祭事は昭和20年ころまで行われた。」
と記されています。
小祠には「一時保管中」と記された看板が立てられており、その中には供え物の台と石の台座があるだけで空になっています。
ここにあった不動明王の像は、'18年6月16日に何者かによって持ち出され、約40メートルほど離れた池の中に投げ込まれているのを発見されました。悪質ないたずらによる行為と思われますが、像は今でも別の場所に保管されたままになっています。
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