「早山家のアカマツ」。

(あしあと その878・北区の99・篠路の23)

篠路にある古刹の龍雲寺には、篠路の開拓に尽力した早山清太郎のお墓があります。その龍雲寺の近くにあるアパートの敷地に、「早山家のアカマツ」と呼ばれる巨木が残されています。

2階建てのアパートの屋根よりも高くそびえるこの松は、とても堂々とした威容を見せてくれます。

敷地の市道沿いに説明板が立てられていて、そこには

「早山家のアカマツ

万延元年(1860年)、ここ篠路に入植し、篠路村の開祖といわれる「早山清太郎」が植えたアカマツである。

樹高15メートル、樹齢130余年。枝を四方に雄々しく広げた姿に、一世紀の風雪に耐えたものだけが持つ風格が漂う。篠路村開拓のあかしとして残る貴重なものの一つである。」

と記されています。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(東部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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