「水野波陣洞句碑」。

(あしあと その882・北区の103・茨戸の2)

茨戸にある大きなホテルに向かうアプローチの入り口にある碑が「水野波陣洞句碑」です。

広い駐車場の茨戸川沿いにある緑地の奥まったところにあるのであまり目立ちませんが、自然石でできた碑の碑面に、「白鳥の 翼の唸り ふり被り 波陣洞」と刻まれています。

碑の脇には説明板が立てられていて、そこには

「水野波陣洞句碑

「白鳥の翼に唸ふり被り(一字足りず)、水野陣洞句は、北の風物をとらえた作風の句作に務め(努め)てきた。この作は、本人が土木測量等の仕事に従事しながら、頭の上を白鳥が飛んでいった様を歌ったものであると言われている。

昭和51年(1976年)、札幌市文化奨励賞を受賞。」

と記されています。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(東部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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