「植樹碑」。

(あしあと その884・北区の105・屯田の15)

屯田西公園の散策路沿いに、自然石でできな石碑が置かれています。

この碑は「植樹碑」です。碑面には黒御影でできた石板がはめこまれており、そこには「逞しく育て 札幌市長 板垣武四書」と刻まれています。

碑に背面にも、「昭和56年5月建之 札幌すずらんライオンズクラブ」と刻まれた黒御影の石板がはめ込まれています。

碑の脇には説明板が立てられていて、そこには

「植樹碑

この碑は、昭和56年(1981年)に「札幌すずらんライオンズクラブ」が、公園内に約1,000本のサクラの木を植樹した記念に建立された。

高さ70センチメートル、幅1.5メートルの日高産赤石が台座の上に置かれている。碑面の「逞しく育て」の文字は、板垣武四札幌市長の揮ごうによる。

植えられたサクラは、毎年春になると美しい花を咲かせ、地域の人たちのお花見の名所となっている。」

と記されています。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(東部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000