(あしあと その136・豊平区の14・豊平の3)
すすきのから国道36号を東に向かい、豊平川に架かる豊平橋を渡ってすぐの南側に大きなホテルが建っていますが、このホテルの国道沿いに設けられたバス停付近の外塀に、説明板が建てられています。
これは、ここが「旧豊平郵便局跡」であることを示したものです。この説明書きには、次のように記されています。
「明治16年、阿部仁太郎氏により旧豊平村最初の郵便局としてこの地に開設された。正式名は札幌豊平郵便局。昭和37年に現在の豊平郵便局が開設され、豊平橋郵便局と改称された。
昭和61年、再開発事業により豊平4条2丁目に移転した。」
阿部仁太郎は、滝野神社の境内にある開拓紀念碑の紹介の中でも触れた旧豊平村の有力者です。彼が村のために尽くした功績がとても大きなものだったことが、ここでもわかります。
0コメント