(あしあと その297・豊平区の41・平岸の12)
平園公園の一角に並ぶ3基の碑の真ん中に建つのが、「馬頭観世音」碑です。札幌軟石でできた四角柱の碑は、その歴史の長さを感じさせる立派なもので、碑面には「馬頭觀世音」と刻まれています。
注連縄がかけられた碑の背面には、「大正四年四月建之 村中」と刻まれています。
碑の前に建てられた説明板には、
「東裏の馬頭観世音碑
大正4年建立。平岸の水田農家が家族の一員である馬の無病息災を祈願するとともに、死亡した馬の霊を慰めるために建てられた。」
と記されています。
このように、開拓期には家畜として飼われていた牛馬が、家族と同じ存在として大切に扱われ、人間とともに寒冷の大地を切り開いてきました。
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