(あしあと その362・豊平区の52・西岡の3)
西岡八幡宮の境内に並ぶ石碑の一つで、巨大な札幌軟石でできた「至誠奉公」碑です。注連縄が掛けられた石碑の碑面には、「至誠奉公」と刻まれています。
碑の背面には文字が刻まれていますが、その一部は風化して読み取りにくくなっています。
その一番右側には、「昭和三年十一月十日建之」と刻まれていますが、これは昭和天皇の即位の礼が執り行われた日であり、これにより昭和天皇の御大典記念として建てられたものと分かります。
中央部にも文字が刻まれているように見えますが、よく読み取ることができません。一番左側には「西山部落」という文字が刻まれています。
西岡はかつて月寒村字焼山と呼ばれていましたが、明治42年の改称で西山に改称されました。その後昭和19年に字名改称が行われた際に、現在の西岡になりました。
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