「地神碑」。

(あしあと その422・北区の36・屯田の5)

江南神社の社務所脇にある「地神碑」です。五角柱の形状をした石碑で、全国的には四国地方を中心に存在しています。北海道に残された地神碑も四国地方からの入植者が多い地域に残されているといわれています。

碑面には、正面から時計回りに、「天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)」、「大己貴命(おおなむちのみこと)」、「埴安姫命(はにやすひめのみこと)」、「少彦名命(すくなびこなのみこと)」、「稲倉魂命(うかのみたまのみこと)」の五祭神の名前が刻まれています。

碑の台座の正面には、「昭和七年三月建設」と刻まれています。

札幌市内に残されている地神碑の多くは、北区内に存在しています。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(東部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000