「忠魂碑」。

(あしあと その425・北区の39・屯田の8)

屯田開拓顕彰広場の右奥に3基の石碑が並んで建っています。

向かって一番右側に建つのが、「忠魂碑」です。札幌軟石でできた高さ2メートルほどの台座の上に、硬石でできた石碑が載せられています。碑面には大きく「忠魂碑」と刻まれており、その左に「陸軍大将子爵大迫尚敬書之」と添えられています。

台座の周囲には、「建設委員」及び「部落寄附者」として、多くの方々の氏名が刻まれています。

石碑の背面には、文字が刻まれていますが、風化して読み取りにくくなっています。

この碑は、先に紹介した「戦没者顕彰碑」と同様に、過去に動員された大戦において戦死した兵士たちの霊を慰めるために建てられました。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(東部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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