(あしあと その554・白石区の39・白石神社の4)
白石神社の境内の最奥にあたる社殿の裏側に、新旧の石碑がいくつか建てられています。
その一つが「白石開村碑」です。石積みの台座の上に、自然石でできた碑が置かれており、碑面には「白石開村碑」と大きく刻まれています。
碑の背面には、
「明治四年九月磐城國前白石城主片倉邦憲家臣一百四戸貫属開拓使移住此地取郷名曰白石村時樹木欝蒼耳墾闢之難可知矣後邦憲子景範亦来住焉以墾闢之功其子景光授男爵今也良田愈加貨源益豊矣於是有志者相謀建碑傳後世」
と刻まれています。
碑の側面には「明治四十四年八月二十五日」と刻まれており、これは当時の東宮殿下、後の大正天皇の行幸を記念した日になります。
この碑は、開村40周年を記念して建立されたものです。
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