(あしあと その572・白石区の44・白石神社の9)
白石神社の境内の南側に、うっそうとした森に囲まれ外界と隔絶した空間が広がっていますが、その南端の出入り口から足を踏み入れた場所に「日露戦捷紀念」碑があります。
自然石でできた碑の碑面には「日露戦捷紀念」と刻まれ、その脇に
「明治三十九年 四月 落葉松 四千本 寄附者 氏子中 植樹者 總代 西東成堅 森孝秀 三浦光親」
と刻まれています。
碑の背面には、
「大正九年七月丗日建之 阿部甚十郎 三浦光親 阿部久四郎」
と刻まれています。
日露戦争は、明治38年9月のポーツマス条約の締結によって終戦を迎えましたが、この碑は日露戦争の勝利を記念して落葉松4千本を植樹したことを記録するために建てられたものです。
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