(あしあと その852・白石区の53・菊水の8)
菊水公園の南東隅に、小さな祠が祀られています。
社号標などがないため、一見して小祠の名称は判然としませんが、基礎部分の側面に「菊水神社」と記されてます。
社殿の正面には、札幌軟石でできた円柱が左右に建てられており、これは鳥居の柱部分になりと思われます。向かって右側の石柱の正面には、「〇道調査員一同 今津満太郎」と刻まれています。
向かって左側の石柱の正面には、「〇献之 高橋アリ」と刻まれています。
菊水神社は、明治の中頃に当時の南5条西8丁目にあった初代札幌区長の対馬嘉三郎の屋敷に建てられた神社が前身で、荒れるに任せていたものを大正10年に菊水地区の住民が譲り受けたものになるそうです。
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