(あしあと その116・豊平区の11・平岸の8)
天神山の山頂にある相馬神社の社殿手前から左側の小道にそれたところに、注連縄が飾られた2つの石碑が建てられています。
向かって右側に建っているのが、碑面に大きく碑銘が刻まれた「平岸開村五拾年記念碑」です。碑の左側面には、これも大きな字で「大正九年九月五日建之」と刻まれています。
天神山のふもとに建てられた説明板には、
「平岸開村五拾年記念碑
リンゴ園を中心に栄えた平岸村の開村50年を記念して、大正9年5月、地元の有志によって建てられた。」
と記されています。
刻まれたこの日付は、相馬神社の御例祭の日に一致します。リンゴ園の発展とともに拓けていった平岸地区の先人の苦労が偲ばれる碑です。
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