「白石村行政発祥之碑」。

(あしあと その260・白石区の10・本通の1)

国道12号沿いの本通2丁目北にある白石小学校。国道を挟んで向かい側にある仲通を南方向に進んだ丁字路の角に、白石まちづくりセンター白石会館の建物があります。

この駐車場の一角に大きな石碑が建てられており、その碑面には、筆文字で大きく「白石村行政発祥之碑」と刻まれています。

碑の背面には、この碑が建立された経緯として、

「明治四年 宮城県白石藩士佐藤孝郷外六十七名は 北海道開拓使貫属を命ぜられ 同年十一月此の地に到着 同月二十五日 岩村判官より白石村と名付けらる 西北は豊平川より南東は野幌野幌原始林迄を行政の地域として 明治三十年 此處に白石村役場が設置せらる

昭和六十年 老人クラブ福寿会創立二十五周年記念事業 として中央東親交会 中央南親交会の協力を得て 白石村行政発祥の碑を建立す

昭和六十年五月十五日 老人クラブ福寿会 会長 田中 忍」

と刻まれています。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(東部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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