(あしあと その493・北区の50・新琴似神社の1)
新琴似神社の境内に、石碑が立ち並ぶ一角があります。
その石碑群の一番左に建てられているのが、「東繁造君學勲碑」です。碑面には、「醫學博士 東繁造君學勲碑 東大名譽教授 古畑種基撰文並書」と刻まれています。
碑の背面には、氏の功績が漢文で刻まれています。
碑の脇に立てられた説明板には、
「東繁造君学勲碑
東繁造は大正9年(1920年)夏、当時の東大教授三田定則の門下生として血液の鑑別方法を研究。それまで鑑別しにくかった人間と家畜類の血液を早く確実に見分ける科学的鑑別法に成功、この方法は、恩師と自分の名をとって「三田・東法」と名づけた。
この碑は、氏の功績を讃えるため、昭和35年(1960年)に当時の東大名誉教授古畑種基らによって建立された。」
と記されています。
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