(あしあと その522・北区の59・新琴似神社の10)
新琴似神社の社殿脇に並ぶ4番目の碑が「開村者」碑です。札幌軟石でできた長方形の形状をした碑面の上部に「開村者」と浮き彫りにされています。
碑の三面には、入植した屯田兵220人の氏名がおおむね兵屋順に刻まれていますがその一部は風化して読み取ることができません。
建立年は刻まれていませんが、明治20年当時にはすでに亡くなっていた者や、21年には出身県に帰郷してしまった者の氏名もみられることから、新琴似屯田兵の入植した時期は明治20年なので、その年か又はその翌年ころの比較的早い時期に建設されたものではないかと言われています。
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