「室蘭街道」。

(あしあと その171・豊平区の21・豊平の7)※撤去されました。

市電終点豊平駅跡の説明板の近くにある、国道36号に架かる歩道橋の都心側の中央部分には、かつて国道の中央に設けられた市電の停留所からの取り付け階段が設置されていた溶接跡が残っていますが、階段は豊平線の廃線とともに撤去されました。

この歩道橋の下には、「室蘭街道」の説明板が建てられていて、それには

「開拓使は、明治5年、札幌本道として室蘭-札幌間の道路工事に着手し、同6年6月、室蘭から豊平橋まで完成した。後に室蘭街道と呼ばれて親しまれた。昭和28年に本道初の本格的な舗装道路となり、弾丸道路とも称された。」

と記されています。

'15年11月に豊平歩道橋が撤去されてから、この説明板もなくなってしまいました。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(東部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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